厄年は怖くない!

厄年に気をつけることは?

厄年には、精神的にも肉体的にも変化が訪れる時期だと言われています。まず厄年になったら、家の中の汚れはそのままにせず、きれいに掃除しましょう。普段からきれいにしていれば問題ありませんが、現在では仕事を持っている人も多く、掃除も週末だけ…なんて人も多いでしょう。特に水周りと玄関をきれいにします。

健康に注意

健康に注意

元々日本では、人生の節目にさしかかると良くないことが起こると言われ、神社や仏閣でお祓いを行っていました。厄年にあたる年齢的に見て、人生50年と言われた時代には、健康の心配もしなければいけませんでした。

現在は、人生80年と言われている時代ですので、昔から言われている厄年のことには肉体的にも衰えてくるので、精神面、健康面に注意をしなければいけないというのがあてはまるかどうかは疑問です。42歳の大厄であっても精神、肉体的にも元気な人はいますし、25歳、大学を出てこれからバリバリ働く世代でも、ストレスで肉体的にはボロボロになっている人もいるでしょう。

飽食の時代で食べる物も豊富で、メタボリックシンドロームという生活習慣病予備軍のこともクローズアップされている時代なのを考えると、違った意味で普段から気をつけていかなければいけません。厄年を機会に、自分の生活を見つめなおすのもいいでしょう。

厄年とストレス

人生50年の時代は、男性42歳と女性33歳の大厄と言ったら、人生の中での一大事だったかもしれません。この厄年を難なく過ごすように、普段の生活をより謹んで過ごしたことでしょう。

現在は腰が曲がる年齢になっても元気な人はたくさんいます。けれど、大厄を迎える人たちは、社会でも責任ある立場にいたり、子供が成長してきて反抗期になったりと、様々なストレスを抱えていることでしょう。そこに厄年というものがやってくるのですから、変に気持ちを構えてしまいがちです。

『今年は本厄だから、何か悪いことが起きるかもしれない』『もしかしたら何か大きな病気にかかるかもしれない』こんなことばかりを考えて過ごしていたら、益々ストレスがたまってしまいます。

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厄年の出産

赤ちゃん

両親のどちらかが厄年の場合、出産は控えた方がいいという風習は各地にありました。ですが、現在では反対に、出産することで厄が落ちると考えられているようです。特に、男の子が産まれると、厄を追い払ってくれると考えられています。

厄年になると生活を謹んで過ごすようにするものですが、妊娠すると無理ができないため、必然的に目に付くような生活をしなくなり、行動も慎重になります。このことから、厄を避けて生活できるということで、妊娠・出産をするといいと言われているのです。

その他にも、厄を背負って生まれてくるので、大切にしなければならないとする地方もあるようです。また、両親どちらかが厄年で生まれた子供は育ちにくいと言われた地方では、三十三軒から布をもらい集め、その布で着物を作って着せることにより、丈夫に育つという風習や、三軒、七軒といった決められた数の家から、食べ物を集めてくると良いとも言われています。

子捨て

昔、男性42歳、女性33歳の大厄に生まれた子供を、形式的に捨てるという儀式が行われていました。地方によっては、男性の大厄に男の子、女性の大厄に女の子が産まれた場合に子捨ての儀式が行われる場合があります。

赤ちゃんをカゴに入れて四辻や道祖神の前に形式的に捨てます。両親は振り返らずにその場をあとにします。あらかじめ依頼していた『拾い親』の役の人が、ほうきでちりとりに掃きいれる真似の儀式を行い、家に連れ帰ります。そして、次の日に、祝い餅などを持ち、赤ちゃんに晴れ着を着せて、両親の元に送り届けます。

この拾い親は子供の名づけ親にもなり、子供は実母と共に『母』と呼ぶ関係になります。両家の家族を自分の家族として、本当の家族のように、両家が過ごしたそうです。

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